87犬です。
知人の映画監督による自転車ムービーの上映のお知らせをします。
なるしまフレンド会長の鳴嶋英雄さんを追いかけたドキュメンタリー映画で、
関東近辺でロードに乗ってる人なら一度は皆訪れたことがある名門ショップ。
その創業者が走る、語る、走る!
監督の田中千世子さんは、自身もロードを愛して止まないサイクリストの一人で、
ちょうどBFFの第一回目を六本木でやった2005年に、東京国際映画祭の
選考委員を務められていて、映画評論家でもある田中さんにBFFに来ていただき、
イベントについて評価していただいた思い出があります。
「手作りの心のこもった素敵な映画祭でした。」とコメントを頂き、
ホッと胸を撫で下ろしたのを覚えています。
(今年もBFFは11月22-23日に上映ありますので、監督、見に来て下さいね!)
先日も、「浪漫者たち」という日本文学の、何ともインテリな作品を撮られて、
圧倒されたり、刺激を受けたり、、、
映画と自転車を愛して止まない人なんだなーと感じました。
さて、この鳴嶋英雄ムービーは、ちょうど今週末24日から上映スタートで、
10月30日(金)まで毎日上映されます。
会場は、渋谷のシアターイメージフォーラムで、宮益坂の近くです。
もちろん、自分も見に行きますが、このブログを見ている方に、特別に鑑賞チケットをプレゼントします!
(監督から4枚も戴いちゃったのですよー)
なので対象は2枚!
当選者がペアを希望されれば1名に、シングルを希望されれば2名に当たります!
さ、たまにはブログでオイシイことが行われてもいいですよね。
ぜひ、ご応募下さい。
それからチケットが当たらなくても、ぜひ会場に行って「なるしまフレンド」の真髄を
見に行ってください。
「やっぱりロードレーサー欲しいなー」ってなるかもしれないですよ。
下記メールアドレス宛てに、
件名「なるしまフレンド 俺っちの自転車道 チケット希望」と、
お名前、住所、連絡先、希望枚数、
このブログやサイトへのコメント(別に褒める内容じゃなくて結構です)、
を明記の上、どしどしご応募下さい。
直前なので、締め切りは月曜朝、月曜発送できるようにします。
heads@keepheading.com
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先日、大阪の仁徳天皇 前方後円墳の傍にある自転車博物館に行ってきました。
(前方後円墳と聞くと、キン肉マンがテリーマンにならって鍵を掛けた、
完璧超人とのタッグマッチをつい思い浮かべてしまうのは自分だけだろうか。。。)
担当のやさしい説明員のおじさんが色々と教えてくれて、
「映像も撮っていいよ」ってことだったので、
携帯のカメラですが、前輪がでっかいオーディナリー自転車の
実際の走行映像を撮ってきました。 (音声なし、45秒)
Quicktimeをダウンロード (XP/vistaの人) (98/Me/2000の人)
movがちゃんと流れない人はこちらwmv
前輪にペダルを直付けすると、早く走るためには前輪を大きくすればいい、
っていうことになりここまで大きくなったんだとか。
降りるところや、ハンドルに足を掛けて乗ってるところも映っていて、面白いでしょう?
きっと当時もこれでトリックをきめて遊ぶ若者はいたと思います。
この自転車でブレーキを掛けると、重心が極端に上にあるので、
気を付けないと映像のラストのように 前に吹っ飛んでしまうらしい。
よくそんなのでレースとかやってたなーと思います。
別の映像では、このオーディナリーで当時のクリテリウムレースをやってたんですが、
ものすごいスピードで。
いつの時代にも強者がいるんですね。
名前はオーディナリーなんだけど、ホントにこの時代の一般的な乗り物だったのかな?
すごい時代だ。
数日ずれていれば、自転車会館辺りはツールドジャパンの会場にもなっていたので、
できれば生で見たかった。
惜しい!
そんな自転車博物館のサイトはこちら。
ヤナ犬です。
3月6日(金)、撮ってきました大黒ふ頭!
噂の「クィーンメリー2」を一目見ようと、生憎の雨にもかかわらず、まぁ人が集まる集まる。地元しか見に来ないのでは、と思っていましたが、意外にも他県ナンバーの車もいっぱい。
大黒ふ頭って、普段ファミリーが歩いている光景なんて見たことないんですが、この日だけはすごい人が押しかけて、辺りは大混雑となっていました。子どもが船に向かって何か叫びながら走って向かう姿を見て、かつて黒船がやってきた時もこんな感じだったんだろうなーと、自分もワクワクしながら向かいました。
肝心の船の大きさは、というと、予想以上に大きかったです。遠近法が狂ってしまうくらいと言いますか、、、高い!というよりも、デカイ!に尽きます。
自分の写真では伝え切れないのが残念。
後ろの照明塔よりも全然大きいの、分かりますか?
それと、地響きがするような聞いたことないくらい重低音の汽笛が印象的でした。「何なの?この音? え、まさかこれ汽笛? すげー!」っていうような音。
確か、最初にQM2が大黒にやってくるニュースを聞いたのが、去年の6月くらいだったような。「なんだ、来年3月かよ。」って思っていたら、あっという間に中国へ行ってしまいました。
ヤナ犬です。
横浜的にはちょっとした事件ですよ。
ベイブリッジって十分でかいと思うんですが、
大き過ぎて下をくぐれない船が来月やってくるらしい。
ベイブリッジは海面から50Mっていうから、ビルで言えば15F建てくらい。
普通の船ならまぁこんなもんでしょう。これだって大桟橋で見たら、デカいなーと思います。
で、今度来る船は高さが62Mあるから横浜港に入れず、
仕方ないので外の大黒ふ頭に泊まるんだって。
「どんだけデカイの?」
、、、想像を掻き立てられるでしょう?
長さはランドマークタワーよりも50Mくらい長いそうで。
どんだけ?
横に倒れたランドマークタワーの、しかも高さが20F建てくらいのビル。
そんなの、海に浮かぶんだね。浮力マンセー!
検索しちゃえばすぐに分かっちゃうんですが、イマジネーションが大事です。
興味持った方、3月6日(金)7時-17時の1日限りの停泊だそうで、
桜木町駅前から無料のシャトルバスが大黒ふ頭T-1バースまで走ってるそうです。
ナイス配慮、市営バス!
はっきり言って相当レアなので、一見の価値ありです。
ECLよりも更にデカイんですよ!
できれば、写真検索なんてせずに、いきなり本物を見るほうが美味しく戴けると思います。
ちなみに船の名前は「クィーンメリー2」です。
3月6日はサイズオーバーアップチャージ無料キャンペーンとかやろうかな。。。
ヤナ犬です。
世界中が未来への希望に胸を膨らまし、オバマコールで200万人が熱狂した同じ日、釣り銭袋に久しぶりにギザ10が入っていたので、いつも通りギザ10貯金をしました。もうほぼ満杯になったので、幾ら貯まったか見ることにしました。
昔からデリバリーで得たギザ10はこの貯金箱に入れてました。
相当貯まったでしょ?
並べるとこんな感じ。世界中がこんな時に、10円を並べながら、
何てどうでもいいことをしてるんだろう、とか思ったり。。。
全部で183枚あったんですが、製造年の統計が面白い。
・昭和26年より前がなかった。
・昭和29年製が異様に多い。
・32年、33年は幾つかあるのに、昭和31年製は一つもなかった。
・34年以降が1枚もない。
割合で言うと、こんな感じ。
26年 7%
27年 25%
28年 16%
29年 40%
30年 7%
31年 0%
32年 3%
33年 2%
皆さんも、見つけたギザ10は29年か27年ばかりでしょう?
別にコレクターって訳でもないんですが、こうなると、31年がメチャクチャ欲しい!
更に、25年以前とか34年以降のギザ10もあったら超欲しい!
そこで皆さん、もし釣り銭の中にギザ10を見つけたら、
私ヤナ犬に売ってください!!!
25年以前と31年製、34年以降なら200円でも買いたい!
30年代ならとりあえず50円! あとは別に興味ないから10円。
こんな事言ってるとコレクターの人みたい。
これを読んでギザ10を発見した人!
「 YES, WE CAN CHANGE OUR CHANGE !! 」
87犬です。
自分の場合、大きい荷物が出たときはテンション上がります。
メッセンジャー魂に火がつくというか、何とか運ぶぜ!っていう気持ちが強くなる。
走りは荷物をケアする分、それなりの速度になるものの、このデカい荷物を見よ!
みたいな気分で走ってます。
メッセンジャー冥利につきるというか、「自転車でできること」を体言する瞬間のような
気がして、サイズオーバーのオーダーは比較的好きです。
なので、バッグはデカい方が好き。
で、この写真。
自分が背負ったわけではないですが、横で見てて、かなり胸躍ったときのもの。
デカいでしょう?
サイズオーバーというレベルではないし。もはやバッグの大きさなんて問題外。
これシアトルの世界選に行った時に撮ったもので、
自転車屋さんから自転車を梱包する箱を調達したときのKatzさん。
海外に自転車を持って行く時にオススメなのが、自転車用ダンボール。
現地に到着したらダンボールは捨て、帰国する時は現地の自転車屋さんから
ダンボールをもらえば現地で身軽に動けます。
自転車屋は世界中にあるし、タダだし。
うまく手に入るかどうかは、行ってみないと分りませんけどね。
もう一つの問題は、自転車屋さんから宿泊施設までどうやって運ぶか?です。
答えはこれ。
メッセンジャーだし、運べるっしょ?ということで、ガムテをフル活用。
後ろから見ると、ダンボールで人が見えない(笑)
二回ほど風に吹き飛ばされましたが、無事にデリ完了。
まぁ、仕事ではこんな無茶はしませんが、運べますよ、色々。
(マネすると危険です)
日本にも、また素敵なフレームビルダーが先日看板を出しました。
隆天ワークス(REW10WORKS)です。
(http://rew10.com/)
ここのコンセプトがまた斬新で、非常ーに×100ユニーク。
自転車が、あたかもジーパンやスニーカーであるかのような感性。
個性はちょっとしたところでも表現できるはず。
既成概念にとらわれないで自転車の在り方を訴える、力強いフレーム。
モノを見るだけで作り手のメッセージが読み取れます。
じゃあジオメトリがソフトライドやリカンベントのようにぶっ飛んでんの?
っていう訳ではありませんが、とにかく玄人ウケするんですよ。
ラグにコラム、ステムにチェーンステー、フォーク、エンド、
何これ!うひょー!すげー!って、実際見たら思いますよ。
これからフレームの購入を考えている人、絶対オススメです。
特に開業当初である今のナマ温かい時の作品が非常に美味しいわけです。
海外でも相当ウケると思うんですけどねぇ。
BFFの会場前に大集合していた自転車の群の中で、パッと見はフツーですが、
「うぉー!何コレ!?」って1台が歩道橋の下に停めてありました。
久しぶりの衝撃でしたが、それは隆天の作品でした。
主張の強いアナタ、周りのコゾーと同じやつなんて乗れねーよ
って思ってるチョイワル系オヤジのアナタ、メッセンジャーもそろそろ
板に付いてきてセカンドバイクの購入を検討しているアナタ、
まずは隆天の池田氏に連絡取って、相談してみて下さい。
今後がとても楽しみです。
87犬です。滞っていたトピックをアップします。
この夏、京都のオオヤコーヒ焙煎所のオオヤさんが、クリオ事務所に来てくださり、汗だくで走って帰ってきたメッセンジャーたちにコーヒを振舞ってくれました。
オオヤコーヒを定期購入するようになったのは、今から2年前。京都KAZEのタクヤさんの紹介もあって何とか購入できるようになり、酸味抑え目で、深入りの好きな私の好みど真中のコーヒをいつも焙煎して送って下さいます。
オオヤさんは、「汗して働くメッセンジャーがとてもいい!」とおっしゃっていて、そんなメッセンジャーが酷暑のデリバリーの合間にコーヒでほっと一息ついてくれれば…
という計らいらしいのです。
oh!真夏のサンタさん!大歓迎!
そんなメッセンジャーへの思いをこめた、スペシャル焙煎を持ってきて下さいました。
その名も、“messenger is not dead”
このネーミング、アラフォーの皆さんは青春当時を思い出したりします?
一応買いたい人がいたら…と、販売用も少し持ってきて下さいました。
平たくいうと、マンデリンの深炒り。
粒が大きく、真っ黒にデラデラと輝いています。
そうそう、このゴキブリの卵ライクに焙煎された豆がおいしいのです。
ドリップの仕方のコツは、最初にオオヤさんとこにお願いした時に
手書きのイラスト入りで説明してもらっていたのですが
ご本人が煎れて下さるのをナマで見るのは初めて。ガン見。
ドリップした一滴一滴が、イクラの粒のようになって水面をコロコロ走るのが
おいしく煎れられている印なのだそうです。
写真だと、イクラの姿を捉えるのが難しいけど、一粒写ってるのがおわかりでしょうか。
かくして、汗くさいクリオ事務所に甘くて香ばしいコーヒの香りがたちこめ
それだけでもう、幸せ。
できたコーヒは、苦くて甘味があって、感じられないくらいの酸味がコクと深みを出していて
それはそれは個性的で力強いコーヒでした。
アイスコーヒ向きに煎って来た、との事で、アイスコーヒも戴きましたが
飲み干してしまうのが惜しかった…
入れ方のコツは一応あるけど、ご本人いわく
「コーヒメーカーでも充分やし、なんなら、湯のみにお湯とコーヒいれてちょっとおいたんを漉して飲んだって、悪くないくらい。
ドリップ式って、“マスターは凄い”って事を客にアピールするための儀式みたいなもん」
だそうです。
道具もそんなにこだわっているわけではない。
ちなみに、関西では喫茶店などはコーヒーではなく、コーヒなんだそうです。
今まで忙しくてブログまで目が行かなかったんですが、ようやく初めて書き込みします。
今後は、クリオの何人かでグルグルと書き込み担当を回していきますが、
よい情報を提供し続けられるよう頑張ります。
今回はイベント情報をひとつ。
「MIXPRESSION 9」
メッセンジャーのイベントです。(右端の画像クリックで細かい字まで詳細を確認できます)
メッセンジャーって基本は個人なので、横のあいつとどっちが早いのか、どっちがすごいのか分かりにくいんですが、
同じルールのもと、例えば「10本のオーダーをこなしてどっちが先に全て終わらせられるか?」とか
「1時間以内にひたすらデリバリーをこなしていき、1時間後にどっちがより多く稼げたか?」
などを通して実力がはっきりします。
まぁ、特設コース上に特設オフィスを複数設けて行う模擬レースなので、信号や車やビルの入館手続き等はないんですけどね。
僕もそうですが、きっと皆さんも「自分は早い」と思っていませんか?
ただ走り続けるだけではなく、ストップ&ゴーの連続、そして次から次に展開していくオーダーとそれを走り続けながら最高効率に終わらすための順番組み立て、そのためのコース取り、会場は分岐も多く基本的に一方通行なので、
一度コースミスすると、ぐるっともう一周しなければならず、それだけでムダな時間を食ってしまいます。
ピックアップした荷物を順番に届けるだけではまず勝てません。ピックアップする時にその場所へ届ける荷物を同時に出せれば一石二鳥だし、
さらに3つ同時に届けられたりすると、グッと時間短縮に繋がり、この短縮できた時間で別のデリバリーをこなしますから、さらにお金が稼げるわけです。
その辺の良し悪しは、普段の仕事では仕事を割り振るディスパッチャーに寄るんでしょうが、メッセンジャーも「自分だったらこう判断するのに、、」とか思って走ってたりしますよね?
このイベントでは、自分が走りながら同時に判断を下して進めますから、逆に言えばディスパッチャーの難しさもよく分かるかもしれません。
あんまり走るのに夢中になると、脳に酸素が十分届かず熟慮できないまま勢いで進むことになり、そうするとまず勝てない。
確認を後回しにする新人メッセンジャーが、よく明後日の方向に向かって走ってしまい、大分進んだ後に「あれ?ここはどこだ?」なんてやってますが、そんなスキルでは逞しいメッセンジャーたちが集まるこのようなイベントでは最下位の方でしょう。
「自分はどのくらいの位置にいるんだろう?」と、漠然とした疑問をクリアにするためには参加することをオススメします。
所属する会社を超えて、街を越えて、国を超えて、比較できるから面白い。
「遅いと思ってたけど早かった」とか「早いと思ってたけど、遅かった」とか、「あのグループみんな早いな、何でだろう?」とか、それに気が付くことが大切だと思います。それが成長につながっていくわけですから。
社内のメッセンジャー同士で競うのもまた面白いでしょう。
大抵、負けた人は「俺はお客さんとのコミュニケーションの方をより大事にするハートフルメッセンジャーだからさ。」とか言い訳したりして。僕もどちらかというとそっち。(早くも言い訳)
レースの時は真剣、でもそれ以外はお祭りですから、色んな交流があっていいと思います。
そして普段の労をねぎらい合って、リフレッシュして、また各々の街に、いつもの日常に戻っていく。「次のイベントで会った時は、あいつには負けねぇ!」なんてお土産を持って帰れれば、その後のデリバリーにも十分意味を成すものになるんですよ。
東京のメッセンジャーで実行委員を務めている連中は、みな朝から晩まで仕事で走って、空いた時間で準備を進めています。
きっと、このイベントに少しでも多くのメッセンジャーに集まってもらい、同じ時間を共有して楽しんでもらいたい、という純粋な気持ちが支えているんだと思います。
この気持ちに応えるには、まず参加して、盛り上がるしかないでしょう!
5月10日(土)はメッセンジャーの日。
僕も、後輩には負けられません!
「MIXPRESSION 9」