最近お気に入りの湊の和菓子屋さん、「しげ田」

あるメッセンジャーにどら焼きが美味しいと教えてもらってから、度々買いに行ってます。

どら焼きだけじゃなくて、柏餅やあんこがたっぷりとのった草団子も美味。
人気のどら焼きは売り切れていることが多いので、何時位に行けばあるのかを以前質問したところ、
「その日の売れ行きを見ながら作って補充してるから、その時々です。」
と教えてくれたお店のおじさん。
声やしゃべり方が 、気品というか清潔感があって、何かいい。
こんな感じで前を通ると、団子一本とか、どら焼き一個とか小さい単位でチョコっと買ってしまう。

今日はお昼ごはんにかんぴょう巻といなり寿司のセットを買いました。
(余談ですが、和菓子屋さんのかんぴょう巻って美味しいですよね!!!誰かに共感して欲しい。)
「これください。」と声を掛けると、既にパックされ陳列された商品を取り、ショーケースの後ろで紙に包むおじさん。
と、その前に…パックを開けて紅生姜を添えているのが見えました。
汁が移るのを防ぐ為の後のせ?理由は分からないけど、その一手間に嬉しくなりました。
そして、お店の包装紙をくるっと一巻き。

この包装紙でくるっていうのも好きなんです。
銀座のコロッケパンのチョウシヤ、芝の天ぷら天弘、八丁堀の のり巻きのまりっぺ、湯島のつる瀬の大福…
大好きなお店は、大体包装紙で包んでくれます。包んでくれるから好き?いや、美味しいから好き!でも包んでくれるからもっと好き!!

お弁当の無い日は大概お店に入らずどこかで買って食べるのですが、
袋から出して、紙をがさごそと開けるという一手間が「たべものに向かっている時間」を与えてくれて好きなんです。開ける時ワクワクしますしね。

ふっくらと巻かれたかんぴょう巻といなり寿司、そして刻まれた辛めの紅生姜…あぁ今日も満足の昼休み。