ビルのてっぺんで、パタパタとはためく旗の音が気持ち良い信号待ち。
昨日は、春になりたてよりは暖かく、初夏よりは風が冷たい、絶妙な天気でした。少しだけ強い陽射しも気持ち良かった。
そして、連休前の金曜日。いつもより忙しい午後。
こんな日の楽しみは…。
走るスピードを上げて、体に当たる風をTシャツの中に通すこと。
背中を少し丸めて、メッセンジャーバックと背中の間にできた空間にすっと入って行く風。
Tシャツの袖口を正面に向けて、腕から胸にバタバタと思い切り流れ込む冷たい風。
急いでる時の前傾姿勢を利用しながらの、最高に気持ち良い瞬間。
走る行程を考えながら、車と人の流れをしっかり見ながら、いつにも増して(きっと)キリッと真剣な私の顔。
の、中では…
「き、気持ちいい〜!ひゅ〜!」
浮かれ顔。
犬が舌出して喜んでる時の、あの顔です。
でも、「ノリちゃん」じゃなくて、「ノリさん」と呼ばれる事も多くなったお年頃。
見かけは崩さず、目つき鋭く真剣に。を、心がけているけど、どうでしょう。すれ違ったメッセンジャーのみなさん…。
※あ、浮かれても集中力だけは失わずに。