さて、Bang-King2012レポート3回目、始まります。
まずは前回に引き続き男子ケイリン予選の模様をお伝えします。
前置きしておくと実はこの競輪という競技、発車の合図とともに一斉にガチンコスタートとは行かないんです。
なぜなら最後の一周半まではペーサーという全体のペースを作る車両が入り、それを追い抜いてはならないからです。
そこで選手達ははじめの二周半で鐘(ジャン)が鳴ってからの一周半をベストな位置にいられるよう位置取り合戦を行います。先頭が必ずしも有利な訳ではなく、自分の力と周りの選手の力を比較して最適な位置の取り合いをするわけです。
Photo by MAEKAWA
そしてこのレースではクリオシティのメッセンジャーがレースを牽引し、先頭「パッション」、二番手「パパス」、三番「のやぎ」、続いて名古屋デイジーメッセンジャーの三名が続く形で鐘を迎えました。
位置取りどおりに最終コーナーへ突入する選手達!!
ですが最後の一瞬までわかりません、そして最初にゴールに飛び込んだのは。。。
1位「パッション」、2位「パパス」、3位「のやぎ」、それに続いてデイジーメッセンジャーの面々という結果に!
なんとクリオシティ勢で1・2・3フィニッシュです。
これには社長の「やなけん」含むクリオシティ勢は大盛り上がり!
このレースを皮切りにクリオシティ勢は皆、予想以上の好成績で一日目の予選を終えました。
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そしてその夜、レースで疲れた身体で向かう先は会場近くの浜辺。
毎年恒例となっている”バーベキュー”が開催されるのです。
このバーベキューを主目的に毎年参加している人もいるほどで、参加者の間では影のメインイベントとも言われています。
夕陽に染められた浜辺は最高のロケーション。
そして、大量のお肉に野菜にビールが山ほど!!!
そこにたくさんの仲間が居るとなれば楽しくないはずがない!
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お酒も入って、普段なかなか接点の無い人同士、メッセンジャーも自転車店スタッフも
自転車愛好家も初めましての挨拶もそこそこにどんちゃん騒ぎ!
初参加の僕も、なんだか我が家に帰ってきたような暖かい雰囲気に感動しました。
もちろんBank-Kingはバンクレースのイベントですが、こうしてレースに参加していない人も楽しめるコンテンツが用意されており、しかもそれが影のメインイベントと言われるほど
盛り上がりをみせているのは、イベントとして本当に完成されている印象を受けました。
それもこれも、デイジーメッセンジャーのイズルさんや名古屋の自転車店「Circles」を中心とする
しっかりとした名古屋の自転車コミュニティーがあるからなんだと改めて感じ、
これこそが名古屋のみんなが作り上げてきたカタチなんだと思いました。
そんな最高の気持ちのまま夜もふけ、皆明日のレースに備えて帰路について行きました。
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さて、次回は遂にBang-King最終日!!
大一番のケイリン決勝に続く模様をお届けします。
今年のBang-Kingチャンピオンの称号は誰の手に!??
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乞うご期待!
PPS
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