メッセンジャーをクーリエと呼ぶ国もあります。
クーリエとは「運び屋」みたいな意味で使われているようです。
僕は趣味で登山をやっています。
今回は、好きが高じて週末を利用して山でもメッセンジャーをしているのでその話をしたいと思います。
山でもメッセンジャーって何のこっちゃという感じですが、実際に山にもメッセンジャー(運び屋)が存在するんです。
それは山の山腹や頂上に立地する山小屋などへ資材や食料、燃料など様々なものを運び上げる仕事で、歩荷(ボッカ)や強力(ごうりき)と呼ばれ今でも実際にカラダ一つで荷物を背負って届けているんです。
歩荷する際は、背負子というリュック状のフレームを背負ってそこへ箱詰めされた食材やガスボンベなどを紐で括り付けて運び上げます。重さは運ぶ人間の体力に合わせてまちまちですが、中には100kg以上の重さを山頂まで運びあげる猛者も存在します。100kgというと普通体系の成人女性2人を背負っているくらいでしょうか?それを背負って数時間山道を歩く訳です。山道を想像できない方は街の舗装路でもいいです。十分辛いはずですから。。。
そんな仕事あるんだって感じですが、やはり現在歩荷で生活している人は少ないそうです。
供給する側の歩荷が相当の体力と精神力無くしては日常的に続けていくのは大変であったり、今では場所によってはヘリコプターでいっきに上げてしまったりと需要は限られるためあまり大勢が歩荷しているというわけではないのです。
ただその反面、歩荷がなければ経営が出来ないという山小屋もあったり、エベレスト登山に代表されるような高所登山では歩荷の様な仕事が多くあり、エベレストにおいては運び屋を雇わないと登れなかったりもします。
僕たち街のメッセンジャーも一時期景気のどん底にありながらも必要とされるところから必要とされ、いまでも街を自転車で駆け抜ける毎日です。
街のマーケットは山と違い日々すごいスピードで成長しています。
気づけば新しいビルが建設され、新しい企業が生まれます。
僕たちメッセンジャーも持ち前のスピード感で街の成長に追いつき、「君たちが居なくちゃ経営が成り立たないよ!」と言われるような仕事を一つでも増やして、メッセンジャーと言う仕事をもっと盛り上げていきたいですね!
PPS
いずれも僕が持ち上げた荷物で40〜50kgくらい。
重い荷物の依頼はメッセンジャーPPSまでどうぞ!!