同僚のジャージさんに直しをお願いしていた、メッセンジャーバッグ(ジャージさんが作った)が戻ってきました。
突然。
いつ頼んだのかも、何の直しをお願いしたのかも忘れていたけれど(多分ベルクロのほつれ…)、もう仕事では使わないつもりでいたので、気長に待っていました。
なのに突然手元に届いたバッグ。
「残り数日となった稼働日に使ってくれたら。」と。
メッセンジャーにとって、この上ない餞別です。
しかも、ベルクロ部分の直しだけではなく、ベルトも裏側もフラップのパイピングテープも全部新しくなっていました。
でも陽射しや雨で色褪せたバッグ本体はそのまま。
最近使っていたバッグパックも最高の使い心地だったけど、
長い間一緒に走っていた、この色褪せたバッグと残り数日を過ごすことにしました。
久しぶりだったけど、すぐに身体に馴染んでくれました。
走っている時に、背中にぴったりと沿ったメッセンジャーバッグがある安心感。
体一つで走るよりも守られている感じ。
分かりやすく言うと、エアバッグ。
なのだけど、それだけではない安心。
本当にうれしいできごとでした。
ジャージさん、ありがとう。
追伸
もう知っている方もいると思いますが、
今月いっぱいでクリオシティを退職することになりました。同時に長い間続けてきたメッセンジャーという職業から離れます。
この「ひのりごと」はもう少し続きますので、改めて挨拶させて頂けたらと思います。